Unityのチュートリアルをやり始めたので、アウトプットも兼ねて記事にしました。
基本的なUnityEditorの各ウィンドウの意味や使い方などを紹介します。プログラミングは分かってもUnityEditorはわからない人などには役立つかと思います。
Unity公式のチュートリアルもほぼ同じ内容が書いてあります。(英語です)
※僕はMacなのでMac版ですが、Windowsもほぼ変わらないはずです。
基本的な構成
4つのウィンドウとツールバーで構成されており、デフォルトは下の画像のような構成になるはずです。※画像のSceneWindowに写ってるのはサンプルプロジェクトなので新規プロジェクト時は何も写っていないはずです。
もし画像と違うレイアウトの場合はツールバー右の「LayOut」を「Default」にすると画像と同じレイアウトになります。
Scene Window
ゲームの3D空間にあるオブジェクトを選択・移動して、現在のシーンを編集できます。例えばゲームに配置してあるキャラなどを移動したりできます。(多分、キャラの変更なども出来そうな予感)
Hierarchy Window
Scene内の全てのGameObjectのリストです。GameObjectはゲーム内のオブジェクト(物、キャラなど)です。
Inspector Window
現在選択しているオブジェクトに関する設定(座標など)が表示されます。
Project Window
プロジェクトのアセット(画像、3Dモデル、サウンドファイルなど)を管理します。Project Windowはファイルエクスプローラの様なものでコンピュータ上のフォルダ探索・作成に使用できます。
ツールバー
ゲームのテストやデザインに使うツールボタンが用意されています。
Playボタン(ツールバー真ん中)
- 再生ボタン:Hierarchyウィンドウに読み込まれているシーンをテストするためのもので、UnityEditor上でゲームを試すことができます。
- 一時停止:再生中のゲームを一時停止できます。
- 早送りっぽいボタン:一時停止したシーンを1フレームずつ確認するために使用します。
オブジェクト操作ボタン(ツールバー左)
オブジェクト操作ボタンは、シーンビュー内のゲームオブジェクトを動かしたり、操作したりします。ボタンをクリックして起動 or ショートカットを使って操作します。
画像の左から順に説明しています。※7個目はチュートリアルに説明がないので省きます。
- 手 ショートカット「Q」:ウィンドウ内でSceneを移動させることができます。
- 移動 ショートカット「W」:アイテムを選択して個別に移動されることができます。
- 回転 ショートカット「E」:アイテムを選択して回転させることができます。
- 拡大・縮小 ショートカット「R」:ゲームオブジェクトを拡大・縮小することができます。
- 矩形変形 ショートカット「T」:このツールは色々出来るらしく、基本的には移動、拡大縮小、回転を1つのツールにまとめ、2DとUIに特化しています。
- 回転、移動、拡大縮小 ショートカット「Y」:↑の矩形変形とほぼ同じ操作ができ、3Dに特化しています。
もう一つショートカット「F」で選択オブジェクトにフォーカスできます。シーンのどこにゲームオブジェクトがあるか分からなくなったら、hierarchy Windowでゲームオブジェクトを選択し、シーンウィンドウ上へカーソルを移動させ、Fを押すと中央に表示されます。
マウスでの操作
シーンウィンドウ上で以下の操作ができます。
- 左クリック:シーン内のゲームオブジェクトを選択します。
- 真ん中クリック(右クリック)とドラッグで手ツールを使ってシーンウィンドウのカメラを動かせます。
ディスプレイ設定(アスペクト比)
ゲームを試す前に正しいアスペクト比で表示されるように、ディスプレイ設定を調整する必要があります。
画像のGameタブ→Free Aspect→お好みのサイズを選ぶ or 「+」(画像下のほう)で自由に設定できます。設定したらCmd+S(WindowsならCtrl+S)で保存します。
まとめ
UnityEditorの基本的なウィンドウの説明を記載しました。僕のようにUnityEditorの画面がよく分からない方の参考になれば幸いです。チュートリアルを少しずつ進めたら、また記事にしようと思います。
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